【北広島市】止まった養育費──元夫の勤務先を突き止め、未払い約400万円の回収へ

決めたはずの養育費が、ある月から振り込まれなくなった。電話をしても話し合いにならない。北広島市にお住まいの30代女性からのご依頼です。給与差押えに進むために必要だったのは、元夫の勤務先でした。
| 調査地域 | 北広島市・苫小牧市 |
| ご依頼者 | 30代 女性 |
| 調査対象 | 元夫 30代 会社員 |
| 調査種別 | 勤務先の割り出し調査 |
| 調査回数 | 2回 |
| 体制 | 調査員2名 |
| 結果 | 苫小牧市の勤務先を特定。給与差押えの手続きに進み、未払いだった約400万円が支払われた |
ご相談の内容
ご依頼者は8年ほど前に離婚調停で和解されていました。和解調書で元夫と取り決めた養育費は、和解後の数年間は支払われていたものの、直近の数か月にわたって振り込まれなくなっていました。
元夫に電話をしても話し合いにならない。そこでご依頼者は、給与差押えに進むことを考えておられました。
元夫の自宅は判明しています。足りないのは勤務先だけでした。

この案件の難しさ
勤務先の割り出しは、いつも同じ難易度ではありません。本件には、事前の時点で3つの不利な条件がありました。
- 元夫は現場仕事で、会社に出勤せず自宅と現場を往復している可能性があった
- そのため「会社に向かう姿」を押さえられるとは限らなかった
- 所有している車両が不明で、何に乗って出るのかも分からなかった
手がかりは自宅の住所ひとつ。そこから出てくる人物を確認し、追うしかない状況でした。
調査の経過
1回目:動きがなく、途中で切り上げました
元夫の自宅前で、ご依頼者にご指定いただいた日時から張り込みを開始しました。ところがその日は、居宅から元夫の出入りがありませんでした。
ここで判断が必要になります。粘れば出てくるかもしれない。ですが、出てこない相手を待ち続けても、増えるのは調査料金だけです。
調査料金を考慮し、この日はいったん解除しました。
「何も取れなかった日」を無理に引き延ばさないことも、私たちの仕事だと考えています。
2回目:曜日と時間帯を変えました
1回目で分かったのは「その曜日、その時間には動かない」ということです。これも立派な情報です。
そこで次は週末の早朝から張り込みを開始しました。現場仕事であれば、朝が早い可能性が高いためです。
読みは当たりました。早朝、元夫が自宅を出て社名の入った車両に乗り込むところを確認。この社名入りの車両が、決定的な手がかりになりました。

北広島市から苫小牧市へ
そのまま尾行したところ、向かった先は苫小牧市でした。北広島市からはおよそ30分から40分の距離です。
「近所で働いているはず」という思い込みがあると、この結果にはたどり着けません。市をまたいで通勤しているケースは、決して珍しくありません。
後日、車両に記載されていた会社へ在籍確認を行い、元夫がその会社に勤務していることが確定しました。
調査結果
- 元夫が自宅から社名入り車両で出発する場面
- 北広島市から苫小牧市への移動経路
- 在籍確認による勤務先の特定
これらを調査報告書にまとめ、納品しました。
その後──約400万円が支払われました
ご依頼者はご自身で給与差押えの手続きに進まれました。
その結果、元夫の母親が、これまで未払いだった約400万円の養育費を立て替えて支払いました。
そして現在は毎月、元夫から養育費が振り込まれています。
止まっていたものが動き出し、過去の分も回収された。勤務先が分かったことが、すべての起点でした。

担当者から
「差押えをしたい」の前に、勤務先が要ります
養育費が止まったとき、給与の差押えは有力な手段です。ただ、差押えには相手の勤務先が必要になります。
離婚から年数が経っていると、転職していることも珍しくありません。「昔勤めていた会社」では手続きが進みません。
本件のように自宅さえ分かっていれば、そこを起点に調べられます。
差押えの手続きそのものは、弁護士・司法書士など法律の専門家の領域です。当社は探偵業者として、手続きに必要な事実を調べる部分を担当します。必要に応じて提携する専門家をご紹介します。
「取れなかった日」の切り上げ方
本件で1回目に何も取れなかったとき、私たちは待ち続けずに解除しました。
張り込みは、粘れば粘るほど費用が積み上がります。出てこないと分かった時点で切り上げ、条件を変えて出直すほうが、結果的に安く済みます。
そして1回目の空振りは、無駄ではありませんでした。「その曜日・その時間帯は動かない」と分かったからこそ、2回目に週末の早朝を選べました。
相手が「現場仕事」のとき
会社に出勤しない働き方の場合、会社の前で待っていても意味がありません。自宅から追うしかないのです。
一方で、現場仕事には有利な点もあります。社名の入った車両に乗ることが多いということです。本件でも、この社名がそのまま答えになりました。
ご相談のときにお持ちいただきたいもの
次のものがあると、調査は短く済みます。少ないほど日数がかかり、費用も上がります。
- 相手の現住所(本件はこれが起点でした)
- 和解調書・公正証書など、取り決めが分かる書面
- 職種や働き方の心当たり(本件では「現場仕事」が読みの根拠になりました)
- 車を持っているかどうか、車種や色
費用について
勤務先の割り出し調査にかかる費用は、張り込みと尾行にどれだけ時間が必要かで決まります。着手金と時間あたりの料金は料金ページでご案内しています。
本件のように相手の自宅が分かっていれば、日数は短く済みます。逆に住所から調べる場合は、その分が上乗せになります。
ご相談の段階で必要な体制と費用をお示ししますので、いくらかかるか分からないまま調査が進むことはありません。お見積りでご提示した額を超えて請求することもありません。詳しくは料金ページをご覧ください。
実際の事例をもとに、ご依頼者様が特定されないよう内容を一部変更しています。
ご相談・お見積りは無料です
調査の内容は勤務先・自宅の割り出し調査のページ、養育費の回収についてはこちらのコラムでご案内しています。
