結婚相談所で交際になった彼氏が既婚者!?素行調査で判明した事実
結婚相談所もマッチングアプリが世に出てから下火になり、新型コロナウイルスの影響もあって利用者も少なくなっているようですね。
結婚相談所を開業するには、とくに許認可の必要はなく、諸費用も少なく始めれることから、今ではサイドビジネス(副業)で開業されている方もいらっしゃるそうです。
このような出会い系の会社では、独身証明書と言われる公的書類の提出を求めているところが多いですが、なかには本人確認をせずに活動させている会社もあり、トラブルに巻き込まれてしまう方がいらっしゃいます。
ここでは、実際に結婚相談所を利用したご依頼者様が出会った相手を弊社にて素行調査を行った結果、既婚者と判明した事例を紹介します。
結婚相談所の特性と信用性
冒頭で説明した通り、結婚相談所のほとんどは「独身証明書」と言われる公的書類を提出するよう求める会社が多いです。
しかし、独身証明書の取得方法がわからなかったり、契約を急ぐために本人確認書類を提出することなく入会させてしまう会社もあるようです。
異性と出会う前に身上書と言われるプロフィールを閲覧することができるシステムなのですが、相手の住所は北海道という地域の特性上、市もしくは振興局で表すことが多く、個人情報保護法により、詳細はわかりません。
同じように、本当に独身なのかという確認をした事実もプロフィールには記載されていることはなく、利用者側は入会している会社を信用するほかないのです。
プロフィールの信用性
お互いに結婚を意識していること、そして、あらかじめプロフィールで出会った相手の詳細がある程度わかっていることもあり、住所や仕事など詳しく聞くことはあまりないそうです。
もちろん、お金を払って婚活会社に登録をして婚活をしているのですから、独身であるかどうかなんて相手に聞くことはないでしょう。
すべては登録されているプロフィールを信じるほかないのです。
出会った相手が既婚者であった事実
札幌市に在住する女性から、本交際に至った彼氏の素行調査をしてほしいという相談がありました。
相談の経緯
本交際になり、お互いに先々について話そうと持ちかけると話をすり替えられてしまうことが多く、自分の自宅を教え招いたこともあるが、彼の自宅は教えてくれない。
この事を紹介をいただいた会社に問い合わせるものの、個人情報だからと彼の自宅は教えてもらうこともできず、「本当に大丈夫な人なのか」と問い合わせても「大丈夫」としか返答がなかった。
その後、ご依頼者様は不安を覚える日々を過ごし、彼から連絡がくるたびにその気持ちは増える一方だったそうです。
ご依頼者様は真剣に結婚を考える前に、彼の素性(自宅など)を知りたく弊社へ来社し、素行調査のご依頼に至りました。
調査結果
交際中の彼氏を調査した結果、自宅は札幌市内の分譲マンションに住んでおり、名義は本人所有。
婚姻関係を調査したところ、既婚者であることが判明。長男、次男の2人の子供がいた。
人生を決める前に確認することが大事
調査結果は残念ながら既婚者と判明したのですが、ここから判明したことは、いくら会社を通して結婚相手を探したとしても、交際相手の身元確認は自分でしなければ何もわからないことです。
筆者からの目線で言えば、安心して結婚相手を探すなら、最終的に自分で交際相手を確認しなければいけないといと感じました。
たとえ出会い系を利用して婚姻確認をされていたとしても、自己申告であれば信用性はありません。
もし、出会い系を利用して将来の伴侶を見つけるのであれば、相応のリスクマネージメントを理解し、大人の行動を取ることが大切です。
昨今、出会い系で出会った男女による犯罪等メディアで多数報道されています。
自分の身は自分で守るほかありません。