婚活アプリのトラブル相談急増中
札幌市内の婚活アプリによるトラブル報告が多数あります
「出会い系サイト(婚活アプリ)」と言えば、高速道路上のあおり運転で全国ニュースになったカップル。出会ったのは出会い系サイト(婚活アプリ)で、マッチングしてその後会い、交際に至ったそうですね。
今、某出会い系サイト(婚活サイト)の登録利用者数は600万人以上と言われ、札幌・北海道でも沢山の方々が利用されています。
2018年の出来事ですが、紫苑に1通のメールが届きました。
「出会い系サイトで出会った男性の住所がわからないので調べてほしい」
この手の相談は年々増えています。
サイト運営側は利用者の住所を教えてくれません
出会い系サイトを利用された方はおわかりになるかと思いますが、基本的に身元確認はしていないサイトがほとんど。
ご相談されるお客様に「事情を話して調べてみたらいかがです?」とお話しをすることも多いのですが、今まで「住所がわかりました!」というお返事は1度も頂いたことがありません。
その理由は
- 個人情報なので拒否された
- 運営者側から「知りません」の一点張り
- 「利用者さんの情報は知りません」と言われた
など、100%教えてくれることはありません。
教えてくれるとしたら、何かしらの事件として公にし、相応の手続きを踏まなければ難しいでしょう。
自宅の住所や勤務先を教えない事案
この相談者さんは、出会い系サイトで知り合って2ヶ月。名前はわかるけど住んでいる家と職場がわからないとのこと。
普通にお付き合いしているのであれば、自宅や職場は正直に話すもの。
プロポーズまで進まれているのであれば猶更です。
何かおかしい…
今回のご相談者さんは20代で、お金のかからないご自身でできるようなことをアドバイスしました。
そして数日後、相談者さんから「やっぱり隠そうとして何か変です」と。
調査のご依頼を受け、交際相手の男性を調べたところ、次々と事実が明らかになりました。
素行調査・行動調査の相談窓口
24時間受付
相談だけでもOK
やさしい応対
- どのような調査ができるか
- 調査にかかる期間はどのくらいか
- 調査費用について
- 調査中のサポートについて
婚活アプリで出会った男性の素性
調査は3日間にわたって行われ、次々と自宅や職場を教えることができない理由を押さえることができました。
- 調査対象となる男性は結婚していました
- 奥様のほかに子供が2人
- 職場は男性の親が経営している会社
これでは交際相手に真実を伝えることはできません。
そもそも、既婚者は婚活アプリを利用するという悪意ある行為に間違いありません。
交際相手が既婚者だった時のリスク
交際相手が既婚者だった場合に一番恐れなければいけないことは、交際相手の配偶者から慰謝料を請求されること。
実は、既婚者とは知らず交際に至りながらも婚約破棄になった慰謝料よりも、交際相手の配偶者から慰謝料を請求された時のほうが慰謝料額は高くなる傾向にあり、良くてプラスマイナスゼロ、最悪は不貞の慰謝料額のほうが高くなり、自分が損をしてしまいます。
もし、素性のわからない相手と交際や肉体関係を持つのであれば、このようなリスクを覚悟しなければいけません。
婚姻調査については、下記リンクを参照ください。
婚活アプリを利用するならリスクを覚悟すること
今回のケースもそうなのですが、肉体関係を持った相手が既婚者であった場合は「知らなかった」では済まされません。
交際相手の配偶者側からすると、出会った経緯や交際の経緯よりも、肉体関係を持っているかということ、つまり、継続的に不貞行為が行われていたかどうか問題になるのです。
そもそも、素性のわからない相手と肉体関係を持つ行為について、もう一度よく考えてみてください。
「何回かデートした相手だから」「凄く良くしてくれる人だから」と、自分自身の思考や感情に任せると取り返しのつかないことになりかねません。
今はインターネットなどで容易に交際相手や結婚相手を探せる時代。
だからこそ、出会いのツールやイベントは慎重に利用するべきと考えます。