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私が探偵という仕事に就きたかった理由とこれから探偵になりたい方へ

街を見下ろしている男性
もくじ

私は探偵に興味がありました しかし、現実は甘くありません

探偵という仕事に興味を持ちはじめたのは20歳の頃。
当時、お付き合いしていた相手が探偵に依頼し、素行調査をされた経験がありました。

その時に住んでいた家はアパートで、家の周辺も、知らない人が居るとすぐわかる環境でした。

当時の探偵さん、凄く堂々としていて私の部屋の玄関前に車を止め、朝の出勤時と帰宅時に必ず車の中で待機をしていましたが、1日で探偵だと気が付いてしまいました。
それは1日目の事で、2日目の朝も同じように張っていたので、声を掛けました。

誰に頼まれた?」と

その探偵さん、すぐ逃げました(笑)
後日、当時付き合っていた相手が依頼したと周りの友人から聞きました。

それからですかね、探偵に興味持ち始めたのは。

俺なら絶対にバレないように調査するのに」と思いつつ、月日は経ちました。

とある事件に巻き込まれて、法律と向き合うことになりました

11月下旬のある日、その日は気温もマイナスで凄く寒い日でした。
ススキノでお酒を飲みタクシーで帰ろうとしたところ、タクシーが居なくどうしようか迷っていた時、酔っ払いに絡まれてしまい骨折するまでの暴行を受けました。

警察で事情聴取をされ、「その程度の怪我なら示談で解決したら?」と言われ、こちらから「30万円の示談なら」と話したところ、刑事さんから「それは高い」と言われ、「じゃぁ20万」「10万」とプライスダウンしていき…

結局、刑事さんから「3万円くらいで許したら?」と言われました

渋々、「その金額で今、示談できるのであれば」と伝えましたが、相手はお金を持っておらず、その日は仕方なく帰りましたが、帰宅後、怪我をしたところが痛すぎて休むこともできず、救急病院に行ったところ、骨折している事がわかりました。

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まずは弁護士さんに依頼することに

後日、刑事さんから相手の電話番号等を教えて頂き、電話しました。
とりあえず示談しませんか?」と相手にお話をしたところ、その後すぐに警察署から電話が来ました。

刑事さん:「あなた脅したでしょ?

私:「示談しようと言っただけですが?

刑事さん:「もう相手に電話しないでください

このような会話があり、頭が真っ白に。
早い話、相手に嘘をつかれたわけです。

その後、弁護士さんに事情を話し、着手金を払って依頼しました。

弁護士さんが相手に連絡をしても相手は反応なし

示談をすすめる為に、電話や内容証明を何度も送っても、相手は示談に応じることはありませんでした。

弁護士さんに依頼して半年後、弁護士さんから「このままでは進展しないので、次の策に出ましょう」ということになり、その時には既に治療も終わっていたので、治療費の請求と慰謝料をあわせて支払督促を裁判所に提出しました。

相手が転居している可能性がありました

支払督促の手続きが終わり、2週間後、裁判所から1通のハガキが届きました。

「所在地不明のため、送達できません」

参ったなぁと思いつつ、弁護士さんに連絡をしたところ、「追いかけましょう」と希望の言葉が。
その翌日、弁護士さんから連絡があり「住所掴めましたよ~」と。

先が見えました。

あらためて新しい住所を裁判所に提出し、支払督促から仮執行宣言付支払督促へと変わり、債務名義が取れました。

相手は日本全国逃げまくっていた

事件当初の刑事さんから、相手の職場を教えてもらっていたので、給与差押の手続きをしました。
それから2週間後、裁判所から2通の通知が届きました。

1通は「異議申し立て」

1通は「その職場は退職しています」

また皮1枚で繋がったようなものです。

反撃開始!債務名義は私が持っている

相手が異議申し立てをしてくれたおかげで、訴訟となりました。
相手が出廷さえすれば、先に繋がると思っていました。

そして訴訟の日。

相手は来ませんでした。

準備書面に不備があり、次回期日までに提出するよう書記官から指示があり、準備をし、前もって提出しました。

その時ですね
もし、相手が裁判所に出廷しなかった場合、すぐに動けるので、相手の職場を掴まないとと考えました。

弁護士さんに問い合わせると、「相手の職場を調査するのであれば、探偵に依頼したほうがいいよ」とアドバイスがありました。

そして2回目となる訴訟の日。

相手は来ました。

結果、和解となり毎月の支払が決定!
当初の金額から減額はされましたが、まずまずの和解内容で終わりました。

1回目の支払日が到達、でも入金されない

1回目の入金日。
相手は入金しませんでした。

和解内容には、2回の未払いで強制執行となっています。

その時ですね、今、探偵になろうと思った瞬間がありました。
弁護士さんからご紹介頂いた探偵さんに色々とお聞きし、自分で調査。

最初はドキドキでしたね(笑)

無事に相手の職場もわかり、次の期日前に内容証明を送り、次に備えました。
それからは遅れないで支払が進みました。

結局私は探偵になれて良かった

私は、自分の身をもって「守る」ことから覚えた探偵業。

今思うのは、最初に探偵さんに出会ってバラした時、「こんな探偵にはなりたくないな」と常々思います。
あの時、本当にバレバレでしたからね。

あのレベルの調査は本当にしたくないなと本当に思います。

本当に困っている人を助ける仕事
その一つに探偵業があると考えています。

開業以来、沢山のお問合せやご依頼を頂いておりますが、最後には「ありがとう」の一言が本当に励みになります。
これからも、一人でも多くの「ありがとう」を求めて、喜ばれる調査を進めていきたいと思います。

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この記事を書いた人

北海道札幌市にある探偵社-紫苑のボス 
▶得意調査は浮気調査や自宅や勤務先の割り出し。ラブホテルの出入りはもちろん、居宅の出入りでも浮気相手の素性まですべて調査します!実際に調査現場に出かけているからこそ表現できるカウンセリングでお客様をフォローしていますよ。

▶全日本総合調査業協会 会員
▶北海道総合調査業協会 会員(監事)
▶全国調査業協会連合会 会員

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